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2015年4月25日土曜日

がんばれバビタン からくり道中

みなさんこんばんは。
何でも屋さんのバビたんことなおたんです。

前回に引き続き今回もまた、足元機材のお話です。

最近の僕はといえば、主に練習しているのはピッキングです。
知ってる人は少なくないのですが、僕、実はめっちゃピッキング弱いんです。
ずっと意識して弱く鈴鳴りのするピッキングをしてきたため、ロッケンローな音はエフェクターで作ってたんですね。
ええ、俗にいう不自然な音ってやつっす。
だから正直真空管アンプの良さなんて全然魅力に感じなかったし、安定して音の作れるソリッドステートなアンプの方が良かったのです。
それはそれで価値はあるし、ある種の自分の音ではあったのですが、問題発生。

ギターが二人になると負ける。
そりゃもう、びっくりするくらい弱い音にしか聞こえない。
ユニゾン映えない。

こいつはマズい。

てなことで

強く、ロックンロール!どかーん!!

的なピッキングを練習してるのですが、こりゃもうエライことです。
今までの音作りの常識が全く通用しません。
不自然な音はより不自然に、ピッキングニュアンスはよりシビアに、セッティングもピーキーになってきます。

そして何より、機材が合わない。

そらそうだ、ニーズが違う。

と、いうわけで奮闘、もとい、奮発。

どん!


でかい!
重い!

以前弾いたときは「なんだか大人しいなぁ」なんて思ってたんですが、ところがどっこい、僕のピッキングのせいでおいしいとこが使えてなかっただけだったんですね。
どーもすみません。
ただなあ、こいつスイッチャー使えないんだよなぁ。
チャンネル切り替えができればなぁ…
なんたって自然なチューブサウンドのクリーンは別格だし、クランチも良い音鳴る。
ブーストかけてやればなかなか歪むし、色んな表情も出る。
パワーアンプの音は正直ピーキー過ぎて使うつもりはないし、ブーストも固定で使うつもり。
ソロスイッチも、こいつはptd‐4の中でも旧モデルだからマスターボリュームをバイパスするだけの作りっぽい。
つまり、常にソロ状態にしておいて、リズムの音量をゼロにしておけばミュートスイッチの代わりになるということか。

まぁ実際ソロの音量アップとして使っても良いわけだし、FX LOOPもついてるからローインピーダンスのボリュームペダルや空間系も挟めるわけだ、ホント便利。
こいついるだけでいつでも最近必要なウォームな真空管サウンドが手に入るし、ブーストするとホント良い音するんだ。
でもなぁ、やっぱうちのバンドだとクリーン→リードとか、その逆とかはよくある話で、何度も足元パチパチするのは大変なわけよ、音も段階的に変わるわけだし。
どうにかしてループセレクターから制御できるようにできないかなぁ、うーん。





できた!!





どーだいこんちくしょー!
僕だってやればできるんだーい!
あまり使わないであろうパワーアンプスイッチとはバイバイしました。
所要時間五分(半田ゴテ温まるまで)のお手軽工事だったぜ。

ってあれ、何もしてないのにスイッチが変わる。
あ、ジャックが通電してスイッチと短絡してるわ。
そりゃいかん、樹脂製のジャック?
そんなものはない!





ぬんっ!

何たる力技。





からの

よいしょ。

はい、きれいきれい。








これでOK。
壊したオチにならずに済んだぜ。

さっそく組んでみましょう。

ワウがあふれました。












でかいよ!!

中スッカスカだったくせに。
まぁいいや、どーせワウは最前段だし、ジャックもケースと干渉してたし。
あ、こっそり真ん中の子が増えてます。
上村さんです。
良い音します。
JC直差しでもマーシャルの音がします。
ゲインゼロでもまあまあ歪んでしまいます。
良くも悪くもですが、味付けブースターとすると最高です。
まさか自分がこんなハイエンドなオーバードライブ買うと思ってなかったです。
一発で気に入りました。

ともまぁ、自分の納得のいくボードが組めました。
ノイズも減ったし。
歪みもう一つあっても便利かとは思うのですが、現状ではどうあがいても入りません。

ついでに目ぼしい余ってるエフェクターたちで二軍を組んでもらいました。




つ よ い (確信)




正直偏った一軍な方々よりオールマイティーなことができます。
家で遊ぶにはこっちでいいな。
むしろ楽だな。

では大変長々と書いた今回のお話も、ここまでにしときます。
さーて言い訳もできなくなったし練習だー!
まったねー。